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2012年4月

2012年4月 8日 (日)

水冷5号機を製作してみる #7 / Backside Water Block 製作編

以前の記事#3(オリジナルバックプレート製作編。。。)にて、MoboのCPU裏を冷却する為にEK WaterBlocks EK-Supreme HF - ENを流用できるように、2mmの銅板を用いてオリジナルバックプレートを製作した事はお伝えしていました。

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当初はこのまま製作していく予定だったのですが、肝心の779用の水枕が一向に発売にならない為にあれやこれやと構想が広がってしまい、折角なら






水枕ごと作ってしまえ!!(呆








ってな訳でオリジナルのBackside Water Blockを製作しちゃいました。

実は、私はPen4時代...ってことはかれこれ15年程前ですが、その頃にも銅版で水枕を自作してたりします。笑
当時は銅版の貼りあわせでろう付けしたものを仲間うちで見よう見まねで製作したのですが、暫くの間は快適だったのですが、調子に乗って金魚ポンプやら、自動車用のウォッシャーポンプで循環させていたら




溶接が剥がれて大噴水(核爆




なんて大失敗をしてたりしました。
なので、水枕の製作は今回が2回目だったりします。笑
失敗した暁には、皆さん大笑いしてやって下さいまし。



まずは、構想を形にする為に図面を起こします。



左がベースプレート銅版彫刻用、右がアクリルカット用の図面です。

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銅版の彫刻の詳細はこんな形で。


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仕上がりイメージは概ねこんな形を構想しています。

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今回用意した銅版は5mmと7mmの2種類になります。

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5mmの同板は貰えたのですが、さすがに7mmは在庫がなかったために取り寄せました。
銅版にウォーターゲートを彫り、同サイズのアクリルで蓋をするというEKの水枕風にしようという試みですが、果たして...



銅版への彫刻はいつもの工場にある工業用トリマで行う予定でしたが、銅板への掘り込みには限界があるとのことで、外注に出す事にしました。
その為、彫っている様子はお伝えできないので、出来上がった物をば。。。

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うんうん、構想通りに彫れてますねぇ。喜



7mmの板に5mmの掘り込みでウォーターゲートを設けてます。また、TOPプレートとの間にOリングを仕込むのですが、こんなサイズの物は当然売っておらず、ゴムシールを充填する形にしたので幅3mm/深さ1mmの溝を設けています。
5mmの銅板への彫刻は7mmの出来栄えを見て考えてましたが、7mmの方が良さげなので5mmは保留にしてます。




お次はTOPプレートですが、こちらは13mmのアクリルで製作します。
ベースプレートとの誤差を防ぐ為にレーザーで抜きました。

また、Complession Fittingのタップを揉む為に11mmの穴を。ベースプレートとの固定用に4.5mmの穴を。Moboとの固定用に5mmの穴を設けてます。

来上がったものがこちら


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ベースプレートと仮合わせしてみるとこんな感じです。

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わかっている事とはいえ、ピッタリ収まるとウキウキしちゃいますねぇ~

ベースプレートに固定用の穴を穿孔して、ポリッシャーで軽く磨いたものがこちら。M4のタップ処理、及び角もR処理しています。

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最終的には裏面はバックプレートの時と同様、鏡面仕上げにしますが、
ピカピカで綺麗ですねぇ。。。

また、アクリルのTOPプレートですが当然このままで終わるはずはなく、レーザー彫刻をしました。
見栄えを考慮してウォーターゲートと接する裏面にBBロゴを、表面に文字を彫刻します。
(一緒になって仕上がりを考えてくれたOちゃん、ほんとに有難う~~)


彫刻の様子。もうね、ウキウキしまくりでしたよ。。笑

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こうして出来上がったのがこちら。

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重ねてみると彫刻の浮き上がり具合がわかりますでしょうか?

両プレートの固定にはM4/20mmの6角ボルトを使用。皿ネジでも良かったのですが、見栄え重視って事で。

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G1/4のタップを2つの穴に揉みます。タップはこちら。

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パイプタップ 1/4 PS19

こうして出来上がったTOPプレートはこんな感じです。

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裏表の彫刻の様子も良くわかるかと思います。

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Comlession Fittingを装着した様子。

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早くテストしたいとう気持ちをグッと堪えながらゴムシールを充填し、24時間乾燥させます。



こうして出来上がったのが..........

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ヤバイっす。。。




実際の使用に合わせてG1/4 25mmのエクステンションを装着させた状態でいよいよ注水。ポンプ、リザ、サーモセンサーを経由させてリークテストです。
精製水で充填した後、青いダイを点滴して着色してクーラントの流れをみましたが、問題なく各ウォーターゲートを流れていきました。



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リークテストは24時間行い、クーラントはピーク時で50℃で循環させましたが、一切のリークもなく無事にテスト完了。

後はLEDを仕込むだけですが、UVかBlueかで、散々迷いました。。。。
というのも、3φもしくは5φの砲弾UVで行きたかったのですがUVの波長の特性上、光量が足らずに彫刻が思っていた程浮かび上がらなかったんです。

最終的にはこの水枕には青いクーラントが走るので、迷った結果3φの青LEDにすることに決定しました。

そうと決まったら作業開始。TOPプレートの両サイドに3φの穴を掘ります。

LEDは出来上がり品は使わずにダイオード、抵抗を用いて自作しています。

電源に関しては赤/黒の5Vラインから供給させるので、3.3V用のLEDにはこちらの抵抗を咬ませます。

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1/2W 100Ω ±0.5%

この抵抗を各ダイオードに1個ずつ付けていった物がこちら。

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あとは電線を繋げて、スリーブ化して端子を処理したら完了です。

ちなみに、普段私はこんなハンダごてを使用しています。

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KOTELYZER AUTO mini

一般的なはんだごてとは違い、ライター等のガスを充填することで使用できるため、コードが邪魔になったりする事がありません。
また、火力も調整できるので、PCB等に適した20Wクラスから90Wまで、使用するはんだに応じて調整できるという便利物です。

また、先端を交換することで簡易ヒートガンにもなり、ヒートシュリンクの収縮も出来ます。

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こうして出来上がったLEDケーブルがこちら。


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紫のスリーブケーブルの方は、先日紹介漏れしたポンプ用の5φUVの物となってます。

また、Peri IDE 4pin Femail内部にも漏れなくLEDを仕込んでます。



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出来上がったLEDを仕込んで点灯試験をしてみると.....

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マジヤバイっす。。。呆




彫刻もくっきりと浮かび上がって大満足です。

という訳で、Moboに固定してケース内に組みこんでみました。

以前自作したのバックプレートでEK WaterBlocks EK-Supreme HF - ENを流用した場合。

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勿論、これもイカしてるんですが、ここに今回製作したオリジナルのBackside Water Blockを装着すると.........


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存在感ありまくりで、超カコイイ!!!(またしても自画自賛ですが。。。呆)






さらに、ラジのFANと裏枕に仕込んだLEDを光らせてみると。。。

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もうね、何も言えねぇ。。。呆






ってな訳で、これで自作パーツは8割方完成しており、正直なところいつでも組める状態なんですが、肝心の





E-779用の水枕が一向に発売されない








訳でして、組みたくても組めない状態であります。。。



3/15のEKのアナウンスでは今週あたりに発売になる予定なんですが、果たして。。。。。。。。

2012年4月 7日 (土)

水冷5号機を製作してみる #6 / ラジエターケース製作編

ここの所、仕事がかなり多忙でして、更新を怠っておりました。。謝
って、完成を楽しみにされている方が果たして存在するのかは分かりませんが。。。汗

さて、前回の記事の最後にちらっと触れていたラジエターケースですが、無事にケース内に組み込まれましたのでその模様を紹介致します。

前回の画像ではその一部しか晒していなかったのですが、実は装飾絡みでの最後の加工が残っておりました。

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リザーバーが装着される面が殺風景だったので、ここをデコレーションしたのですが、デザインも決定し、どんな風になっているかといいますと。。。。


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はい、思いっきり呆れちゃって下さい。爆


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センター部分にはスリットを入れ、両サイドには私のHNを抜き文字に加工しました。
ラジ用FANの折角の紫LED、隠してしまうのは勿体無いのでこの光をちょいと活かそうってな考えです。
ただ、FANのLEDのみでは若干光量不足なので、導光板を裏側に仕込むことにしました。

5mmのアクリルにフォグラスを貼り、両サイドにUVのテープLEDを仕込んでます。

Dsc01234

LED自体は見えないんですが、末端は紫のヒートシュリンクで処理。呆

装着されるリザーバーですが、当初はFrozenQのを用意していたんですね。

FrozenQ Liquid Fusion V Series 250 ml Reservoir - Dark Blue / Purple



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ところが、あれこれ妄想している内に別のリザもつけてみたくなりまして・・・







Danger Den RAD-Reservoir



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いやぁ。。。やっぱりカッコイイですねぇ。。。





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で、この両者で散々迷ったのですが、今回使用するクーラントが最も映えるのはDDかなと判断しました。
クーラントは、




Mayhem AURORA Nebra Blue / Galaxy



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を使用します。詳細についてはまた後日記述しますが、マジでヤバイっす、これ。。笑

このリザーバー、マウンターが一際カッコイイのですが、2基を並べるには無駄に幅を取ってしまい、ラジケースに固定するには都合が悪かったんですね。


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段違いにすれば可能なんですが、それじゃぁカッコ悪い。じゃぁどうするか。。。。いつもの如く、




自分で作ってしまえ!!







ってな訳で、DDのマウンターを元に図面をささっと起こします。

001_3
 

完成品がこちら。


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切口なんかは、付属品よりも綺麗だったりします。笑
また、2個連結固定することを考慮して、厚みは付属品の9mmから12mmに変更しています。
固定用のナット用のホールも全く同じサイズで再現したので、付属のビスナットがそのまま利用できます。

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全幅も縮まり、すっきりましたね。


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また、DDのリザですがOUTとINが密接していて、クーラントがかなり暴れてエアーがかなり循環してしまう状況をリークチェック時に確認したので、こんな物も作ってみました。


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オリジナル・アンチサイクロンプレート


完全に仕切るような形状の方が効果があるのはわかっていますが、そこは遊び心&見た目重視って事で。。笑

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2基のラジエターのIN側にはサーモサンサーを取り付けて、FANコンで温度表示させます。使用するサーモセンサーは

Bitspower G1/4" Silver Shining Temperature Sensor Stop Fitting

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また、ケーストップにはケーブル出口を切り欠いたプレートが固定されます。

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では、組み上げていく様子を....

ラジ、FANに関しては以前にも紹介してますね。

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マウンターを先に固定させ、ラジ・FANを固定した状態

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ここにリザが固定されると。。。





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ビッカビカでマジでカッコイイ。。。。
自画自賛とはこのことですねぇ。。呆







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この状態で導光板に光を入れるとどうなるかというと。。。







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抜き文字とスリットが怪しく光っているのが分かりますでしょうか??

この状態でも十分といえば十分なんですが、さらに一工夫。


私の職業柄、各種金属やアクリル、LEDなどを触っていますのでこれでも満足できないのは職業病でしょうね。笑



抜き文字と同じ文字をクリアのアクリルで製作し、これにメタリックのシートを貼ります。



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出来上がった物を、ケースの抜きの部分に嵌め込み、裏の導光板と接着すると。。。。


Dsc01301






こんなんなりますた。照







Dsc01302 

私達の業界内では象嵌文字といって一般的な手法の一つなんですが、PC内部に応用するヤツなんて、







きっと俺くらいだろうなぁ。。。爆








文字全体を光らせても良かったのですが、小口のみ光らせた方が輪郭が浮き出てカッコイイんですよね~

この画像でおわかりかと思いますが、ポンプ及びポンプベースも既に装着されてます。

今回使用するポンプ/アクセサリーはこちら

Laing DDC-pump 12V DDC-1T Plus

EK-DDC X-TOP Rev 2 Plexi

Dsc01285
 

ただ組み合わせるだけでは見栄えも普通なので、ポンプ固定用の耳を切り取り、外周をメタリックシートでデコデコしちゃってます。呆

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2系統でクーラントの色が異なるので、スリーブも青/紫で分けてます。

また、Peri 4Pinコネクタの内部にLEDを仕込んでたりもしちゃいます。。笑

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リザ内のクーラントの温度表示には、

Phobya LCD Display w/ In-Out G1/4 Temp Sensor

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が装着されてます。

ポンプベースは8mmのアクリルでケースを製作して、上部にはポンプ2基が乗り、ケース内部にはラジケースのIN/OUTへのチューブが通ってます。

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また、天面の裏側にメタリックシートを貼り、内部にもUV テープLEDを仕込んでいます。

耳を切り取ったポンプの固定にはシリコンパッドを用いてます。

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当初は黒の物を用意していたのですが、たまたまダイソーに行った時に青いのを発見。

粘着力も耐震性もしっかりしていてこっちに変更しました。もちろん100円です。笑

さてさて、この状態で光らせるとどうなるかといいますと。。。。




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構想通りの光り方で、大満足っす。。。呆











現在は2基のポンプにも5mm LED / UVを4発仕込んでますので、これらのLED及びラジケース内のFANも光らせると、











怪しさ3割増し













になってます。爆





今後の記事の予告を兼ねまして、現在の製作状況の写真を。。。

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オリジナルで製作したMBベースや5インチベイケース、フロントパネルに設置したSSDケース、MBベース裏に配置させたHDD等を紹介していこうと思います。

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